化粧品って何を選んだらいいの?何が良い成分なの?
この成分の名前は聞いたことあるけど、どんな働きをするのかは知らないな~、、、など皆さん知らないことをそのままにしていませんか?
入っている成分によって、何に良いのか、何に効くのかが変わってきます。ですので成分のことを知り、自分の肌質や理想の肌と向き合うことが重要なポイントになっていきます!以前、避けたい成分をまとめていたので、今回はよく耳にする良い成分を前編後編にわけてまとめてみました!今回は前編です^^
避けたい成分についてはこちらから↓↓↓
美肌になるために知っておきたい無添加化粧品と避けたい成分まとめ
コラーゲン
《はたらき》
たんぱく質の一種であり、体をつくっている全たんぱく質の約30%を占め、皮膚の約70%がコラーゲンでつくられています。体の基盤となる役割を担っており、皮膚や骨などの結合組織に存在しています。また、体内のコラーゲン量は20歳をピークに年齢を重ねるとともに減少していくため、ドリンクやサプリメントなどもつかって補うことが大切です。(過剰摂取は臓器に負担をかけたり、代謝できず脂肪に変わって蓄積されることもあるので注意しましょう⚠)
《主な効果》
- 美肌効果 繊維状のコラーゲンが網のように交差し、エラスチンやヒアルロン酸と共に肌の内側から支え、ハリや弾力を与え、しわやたるみを防ぐ効果があると期待されています。
- 骨を丈夫にする効果 骨を構成する成分の80%がカルシウムやリンなどのミネラル、残りの20%がコラーゲンなどのたんぱく質です。支えとなるコラーゲンの周りにミネラルが付着することで丈夫な骨がつくられています。コラーゲンの繊維が古くなり骨の構成成分が付着しにくくなると、骨がもろくなり骨粗しょう症にもつながります。
- 動脈硬化を防ぐ効果 血管壁の強度と弾力性は主成分であるコラーゲンによって保たれています。コラーゲンはエラスチンとともに血管をしなやかにし、血管を強化するはたらきがあり、血管が傷ついた際、本来なら自然と血管を修復する機能が働きますが、コラーゲンが不足することによってうまく働かずボロボロになってしまします。これにより、血栓ができやすい状況になり、動脈硬化の症状が現れやすくなります。
ヒアルロン酸
《はたらき》
保水力が非常に高く、ムコ多糖類というネバネバした物質で、皮膚や軟骨、目の硝子体に存在しています。このヒアルロン酸も人間の体に存在している成分ですが、年齢とともに減少してしまいます。
《効果》
- 美肌効果 ヒアルロン酸の保水力が、肌の潤いを保ちハリと弾力のある肌をつくりだします。肌の水分量を保ち、しわやたるみなど予防することで若々しい肌を保つことができます。
- 目の潤いを保つ効果 保水力が高く、粘り気のある成分のため、ヒアルロン酸を補うことで涙を角膜の表面につなぎとめ乾燥を防ぐ働きがあります。また目の硝子体と呼ばれる部分のほとんどがヒアルロン酸でできており、このことからドライアイの予防や改善効果がある成分として注目されています。
- 関節の動きを滑らかにする効果 関節の構成成分のなかにヒアルロン酸が含まれています。ヒアルロン酸の粘り気によって、衝撃に対するクッションになったり、動きをスムーズにする潤滑剤として軟骨がすり減るのを防ぐため、関節痛にも効果が期待されています。
エラスチン
《はたらき》
皮膚や血管、靭帯に存在しており、コラーゲンの繊維を支え、ゴムのように伸縮する性質をもつタンパク質です。一度壊れると再生するとは限らないため、日頃のケアが大切です。
《効果》
- 肌のハリや弾力を保つ効果 皮膚のエラスチン繊維とコラーゲン繊維の網目状の構造がしっかりしており、その間を埋めるヒアルロン酸が十分な水分を保つことで肌のハリや弾力が保たれています。
- 動脈硬化を防ぐ効果 体内で発生した活性酸素や加齢により、エラスチンの数が減り血管の柔軟性を失うと、動脈硬化や心筋梗塞などの疾病にかかりやすくなります。動脈に多く存在しているエラスチンを不足させないようにすることで予防することができます。
- 靭帯の伸縮を維持する効果 靭帯の約80%を占めているため、伸び縮みを担う靭帯に必要不可欠な成分です。エラスチンが不足することでしなかやかな動きが失われるため、怪我をしやすくなると言われています。
今回は前編として3つの成分について紹介しました𓂃◌𓈒𓐍𓈒
良いって聞いたことあるから!
CMでよく見るものだから!
だけで選ぶのではなく、成分の働き・効果を知ることで、肌だけでなく健康への影響も多くあることが分かりますよね✨綺麗になるためには大前提として健やかな身体があってこそです💪🏻一緒に健やかな美を追求していきましょう🍀 次回の後編もぜひチェックしてみて下さいね🎶
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